混合油を使用したエンジンを使用する時に、「エンジンがかかりにくいな~」と思ったことはありませんか?
ここでは、エンジンの上手なかけ方を書いていきたいと思います。
混合エンジンの機械がかかりにくくなる原因
混合エンジンがかかりにくい原因はいくつかあります。
混合ガソリンを機械に入れたまま長期保管してしまった。
混合ガソリンは、無鉛ガソリンとは違いガソリンの中にオイルを混ぜて使用します。その為、無鉛ガソリンなどと比べると早くガソリンが腐ってしまいます。特に携行缶などの密閉された容器に保管するのではなく、機械に入れたままにしておくと空気に触れやすく腐りやすくなります。結果腐った食べものを食べると腹痛になるのと同じで機械もエンジンがかかりにくくなります。
チョークの引っ張りすぎ
通常草刈り機やチェーンソーなどの機械には、チョークと言われるものが付いています。これは、一時的に燃料の濃度を濃くしてエンジンがかかりやすくするためのものです。ガソリン発電機などにも同様のものがついています。
このチョークが厄介で、エンジンが全然かからないとなると普通なら「エンジンがかかるまで引っ張らないと!!」となり、エンジンがかかるまでチョークを引っ張ってしまいます。しかし、チョークを引っ張りすぎるとプラグと言われる火花を出してエンジンを掛ける部品が濡れてしまいます。そうなると火花が出なくなりエンジンがかからなくなります。
エンジンを始動する際に気を付ける方法
前述したことに気を付けていただくと断然エンジンがかかりやすくなります。
機械を長期保管する際には燃料を抜く!!
しばらく機械を使用しない場合は、機械から燃料を抜き尚且つエンジンがガス欠するまでエンジンを掛け続けてください。そうすることで機械に燃料が残らず結果として、機械の中で燃料が腐ることが防げて長期保管によるエンジンがかかりにくいということはかなり抑えられます。
「ボッ!!」と音がしたらチョークを戻す
チョークの引っ張りすぎでエンジンがかかりにくくなるので、少しでもエンジンから「ボッ!!」と音が鳴ったら一度チョークを戻してエンジンを掛けてください。そうすることでエンジンがかかります。また、しばらくエンジンを掛けて「ボッ」と音が鳴らなくても一度チョークを戻して再度エンジンを掛けて下さい。これでエンジンがかかることもあります。
上記のことをしてエンジンがかからないとなれば、前述したプラグが濡れてエンジンがかからなくなっているパターンもあるのでしばらくほっといてからエンジンを掛けるとエンジンがかかることもあります。エンジンを日ごろ掛けない人はこのパターンでエンジンが掛からんくなることが多いと思います。
一度休憩してエンジンを掛けることも重要です!!
まとめ
燃料は、長期保管の時にはしっかり抜く!!チョークは引っ張りすぎずに戻す。このことを気を付けてもらうだけでかなりエンジンがかかりやすくなると思います。
時には休憩も必要ですよ!
最後まで見ていただきありがとうございます。
みなさんのお力になれるようにがんばります。
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